買った
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/01/21
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- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/07/10
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全然興味がなかったんだけど、
nhkのようこそ先輩に出てたのを見たんで
買ってみた。あの人がどんな文章かくのかなと。
新建築・森山邸・三鷹天命反転住宅
毎月購読している、新建築が
集合住宅特集で、しょっぱな掲載されてるのが
西沢立衛の森山邸で、その次が、荒川修作の三鷹天命反転住宅。
この並びが、すごい刺激的というか、
色々考えさせる構成だなと思って感心したのでした。
この二つの建物を並べて比較すると色々な事が
考えられるのではないかと。
最初に思いついたのが、デザインにおけるディテール。
とか、デザインとディーテールみたいな問題。
三鷹天命反転住宅は、
荒川修作の指揮の元、大手設計事務所が設計をしてるみたいで、ぱっと見は、デザインしてるなーと思わせるんだけど、
手摺とか、スイッチとかを見ていくと、
明らかに、使いやすいというか、普通というか、安全な感じ。
森山邸は、真っ白で、一見、なんも考えてないだろ。
って建築をやってない人は思うかもしれないんだけど、
(いや、思わないかもしれないんだけど)
窓枠とか見てくと、実にシャープに納まってる。
この流れでいくと、前者が悪いみたいで、後者が、いいみたいな流れになっちゃうんだけど、そうとも言い切れない気がしていて、考えははっきりまとまってない。
時々考えるんだけど、
ハウスメーカーのディテールで、凝ったプランの建物を作るのと、ハウスメーカーのプランで、ディテールに凝りまくるの。どうなるんだろうと。
(前者は、コマンドNの中村氏がそんなことをやって多様な気がする)
まあ、ディテールのためのディテールってのは無いわけで、
最初のコンセプトみたいなところから、導かれてくる
という考えもあるわけだが、、。
この二つを並べて見せて、建築やってるひと、やってない人、いろんな人が何を考えるか
聞いてみたいと思ったのでした。
買った
新建築3月号
一番印象に残ってるのは、
石上純也のコンペ一等案。
すごく美しいし、豊かな生活が想像できる。
住んでる人が楽しいだけでなく、周りの人たちも
楽しくなれるすばらしい案だと思った。
プレゼンテーションのうまさも抜群で、
他の入選作品と比べても格段の美しさ。
他が、ほんとに建築建築した、プレゼンだから
絶対際立つなと思う。
あと、思ったのは、図面プレゼンで、使う
人とか木などの添景って自分独自のものを編み出さないと
だめなんじゃないかって事。
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 作品社
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買ってみた。
- 作者: 宮脇檀建築研究室
- 出版社/メーカー: 丸善
- 発売日: 1993/09/01
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具体的な住宅設計論。
吉村順三の「住宅作法」を具体化したみたいな。
- 作者: レーモンクノー,Raymond Queneau,朝比奈弘治
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 1996/11/01
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説明するのに一番適した本。
高いけど、購入。
買った
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/08/28
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電車の中で読もうと。
- 作者: 瀧口範子
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 2006/02/28
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今度は、伊東豊雄。
買った
- 作者: 深澤直人
- 出版社/メーカー: TOTO出版
- 発売日: 2005/11/10
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- 作者: 保坂和志
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
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工夫
honeyee.comというサイトで、
伊東さんのミキモトが紹介されていた。
http://www.honeyee.com/news/design/003.html
その紹介文の一節が
伊東は重力から解放された「軽さ」を感じさせる建築を追求してきた。これまでもパンチングメタル(穴のあいた金属板)で透明感を出したり、柱や床をできるだけ細く、薄いものにするなど、さまざまな工夫をしている。
なんだけど、
最後の工夫ってところが、妙に引っかかったというか、
読んでてむなしい気分になったというか、させられた。
伊東さんの、様々な建築的試みとか、探求がそこには
込められてるんだと思うんだけど
それを、工夫って一言で言い表すことができるのだろうかと
思う。
全体的な文章は、伊東さんを賞賛してるから
悪気はないとおもうんだけどだけど、ひどい。
もしかしたら、僕自身が、芸術とか建築で
表現することの難しさを、少しでも知っているから
そう感じているだけであって、
まったく、この世界に興味のない人にとっては、
どうでもいいことで、ただの工夫に過ぎないのかも知れないが。
でもやっぱり、自分が、知らないこと、できない世界の
ことに対して敬意を持つことは、本当に大事なことだと
思っている。
また、自分が逆の立場で、他分野の方の作品を評するとき
失礼なことを言ってしまわないか、非常に心配になった。
人は、自分自身の価値観でしか物事を判断できないんだけど、
その中でも、できるだけ、その価値観を相対化するというか
客観的なものにする努力だけはし続けないといけないと
ホントに思う。