エルメス・名和晃平

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仕事をはやく終わらせ、都営線に乗り込み、日比谷でおり、歩いて銀座までゆく。
色々な店に寄ったりもするが、目的は、エルメスのディスプレイにある名和晃平の作品。
薄暗くなった、街のなかで、展示されている作品達のはなつ光がまぶしい。
作品は、プリズムシリーズのもので、中身がエルメスのネクタイ、時計など様々な商品が閉じこめられている。
立ち止まって見ているよりも、歩きながら、視点を変化させながめると楽しい。
閉じこめられたオブジェが、消えたり、二重になったり、揺らめいて見える。
シンプルな形態と、不思議な体験。
でも、レンゾ・ピアノ設計の建物で展示されそれと比較されるてしまうとちょっと厳しいなあと思う。
エルメスの建物の、ディテール、特注のガラスブロックが生み出している洗練さとくらべられちゃうとね。
うすっぺらくみえてしまう。
しかし、見ちゆくひとの、この作品、ディスプレーに対する、無関心さといったら・・。