堀尾貞治 インタビュー

http://www.dnp.co.jp/artscape/10th/hamatori2005/report0915-01.html
が、artscapeにのっていた。
堀尾さんの事は、京都時代に知った。
ギャラリー虹での展覧会に偶然行ったのがきっかけだ。
ギャラリーの壁一面に大きな、紙をはり、毎日色を塗り続ける。
そんな作品を制作していたような記憶がある。
その作品もさることながら、
その場におまけのように置いてあった、堀尾さんのスケッチに
僕は、魅了された。
A3用紙に、クレパスで描かれたスケッチ。
子どもが描いた落書きのようだが、やさしく、魅力にあふれている。
ギャラリー主に聞くと、思考のトレーニングのため
堀尾さんが毎日描いているものをファイルしたものだという。
リヒターでいうアトラス的なものかな。
とにかく、夢中で、そのドローイングを眺めていた。

午後に堀尾さん本人が来るということで、間をおいて午後再び尋ねた。

実際あってみた堀尾さんは、やさしそうで、無口な方だった。
僕が、作品集をその場で購入すると、表紙を開き、
その場でサインとドローイングを描いてくれた。
それは、数種類の絵の具を紙の上にのせ、刷毛で延ばすという簡易なものだったが、
すばらしい作品と言えるものだった。

横浜トリエンナーレ見にいかないとなあ。と思う。