昨日紹介した、保坂さんの講義

は、話がいろいろなところに、飛んでいって
本人も何はなしてたんだっけ?
といったりする所があるくらい、多様に話題が
振れてたんだけど、それが、保坂さんが考える
小説と一致している事に気づく。
全てを、じっくりと聞いたわけではないんだけど、
ためになる事をたくさん言っているので、是非聞いたほうが
いいと思います。


芸術家に小説家が話すとき、芸術に近寄って話すのではなくて、
小説の専門的なことを話すほうが、得ることが多いはずだというような
事を言っていて、
それは、聞く人は、全て自身の専門分野の目で見るから、他分野の事を
自身に還元できるみたいな事なんだけど、実際、言葉で置き換えてしまっては
いけないという・・。


そういえば、この講義は芸大で行われたんだけど
こんど、佐藤雅彦さんが、芸大の教授になるそうです。
数学、物理にこだわって授業を展開していたこの方が
芸大で、どう動くのか興味があります。