長島有里枝写真館

撮影日時: 2005年6月25日(土)、6月26日(日)
会場: KPOキリンプラザ大阪 4階
募集人数: 約30名
応募締切: 2005年5月27日(金)必着
詳しい募集要項はこちら。

今日は、関西で行われる写真展と共に行われるイベントのご紹介をします。
以前、週末閑話で、アーティスト三宅信太郎のドローイングをアートイベントに参加することで、
ゲットした。という記事を書きました。
今回、紹介するイベントは作家と関わることができるという点では同じですが、「作品をもらえる」のとはちょっと違います。自分が「作品になれる」のです!

「作品になれる」ってどういうことか、順をおって説明していきますね。
今回のイベントは、キリンプラザ大阪で行われる、長島有里枝展『Her Projects(ハー・プロジェクツ)〜memories
of no one〜』 (5/14-7/18)の関連企画として考えられたモノです。
長島有里枝は、2001年、第26回木村伊兵衛写真賞受賞を受賞した写真家で、Hiromixなどとともに女性写真家を代表する存在です。(木村伊兵衛写真賞は、一部では写真界の芥川賞とも言われています!)

今回の企画は、その長島有里枝さんが、一般からモデルを公募し、選ばれた方を、撮影してくれるというのです。
それが、作品となって、展示されるのです。(これが、「作品になれる」ということです。)
でも、ただ撮影するのではありません。そこには、作家のアイデアが盛り込まれています。

サイトによると、
『まったくの他人同士を家族として長島有里枝が撮影し、撮影した写真は会期中(7月18日まで)会場内に追加展示します。』
とのこと、選ばれた人たちは、そこで、架空の家族を演じ、撮影されるのです。そこでは、ただ写されるだけでなく、演技力も必要とされるかもしれませんね。

採用されるための選考基準などは、明らかにされていませんが、雑誌モデルの募集とは、あきらかに選考基準が違うと思われるので、誰にでもチャンスはあるのではないかと思います。

アーティストに実際あって写真をとってもらえて、それが作品として展示される。こんな機会はめったにないと思います。是非応募されてみてはいかがでしょうか?