諸星大二郎
諸星大二郎の新刊が相次いで出版されています。
諸星原作の映画も公開されるみたいで、諸星ブームを起こそうと
出版社関係でたくらんでいるんのでしょうか。
ともあれ、ファンにとってはありがたいことです。
最近出たのは、この二冊。
- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/10/12
- メディア: コミック
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- 作者: 諸星大二郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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作品のインパクトとしては
やや、パワーダウンしている感は否めないのですが
大好きな作品です。
僕は、自分が考えている"表現"という物について、説明するのに、
鳥山明と諸星大二郎を比較して考えると説明がしやすいなあ。と思っています。
単純に、画力だけを抜き出して比べてみれば、鳥山の方が諸星に勝っているのは
誰にとっても明らかです。
しかし、その鳥山の描く絵を、諸星のストーリーに当てはめる事はできるのでしょうか?
多分それは、成り立たない。
諸星のあの絵があって、あのストーリーがあって、両方で成り立っているのです。
そう考えると、"表現"を単純に、うまいへたのレベルで論じることはできなくなります。
作品を見るとき、
そんなふうに、考えて見るようにしています。