2004-11-07 シムリン・ギル パワーステーション 展覧会 銀座の資生堂ギャラリーで行われているシムリン・ギル パワーステーション展にいってきた。 シンプルな展示。写真作品とインスタレーション。 僕が興味を引かれたのは、インスタレーションの方。 様々な漂流物が無造作に積み上げられた小さい山。それらひとつひとつが物語をもっているように思えた。 割れたガラス瓶の破片、木片、小さな石。それらは、すべて丸みを帯びており、流されてきた時間の長さと、距離を思い起こさせる。 素材に、手を加えるのではなく、限りなく素材の持つ力を生かすこと。 美しい。